社会人・大学生との練習試合から見習う点はしっかり吸収させ、学生の「眼」を養うことにも重きを置いています。 その経験を生かして、今年は野球専攻コースから5名がプロ・社会人野球の道へ進みます。 また野球コースに限らず他のコースの学生についても、私は学内では就職部長ですので、2年間で満足した学生については全員志望企業に就職させます。そのお陰で、今でも多くの卒業生から人生の悩み、仕事の問題、恋愛の事まで様々な相談を受けます。多数の卒業生と現在も交流は続いています。
専門学校は、就職がセールスポイントです。本人にあった就職先を見つける事も重要な仕事です。 本校は資格取得と就職を基本にしています。 ちょっと話は逸れましたが・・・ 我々は、上(プロ野球・社会人野球・独立リーグ)につなげるための言わば足場・踏み台なんですよ。甲賀で完成させるというのではなく、成長させる。言い方はよくありませんが、勝敗よりも別の意味で、個人の能力を大きく伸ばせればと思っています。
藤本) まずは、「小さくまとめない」そして「体力を向上させる」ことが一番でした。 左投手として抜群の素質がありましたから、将来に向けて大きく育てたいと思いました。しかし、人一倍体力が無かったんです。入学当初から走る姿は弱々しいく、投げても途中までしか持ちませんでした。そのため毎日走らせて体力をつけさせることが大事でした。
試合ではそう毎回うまくはいきませんので、起用法には、自身を無くささないためにも気を配りましたね。 技術的にいえば3点。「右手の使い方」(体の後ろに引かないことに注意する)「体重移動」(ステップ後の軸足からの体重移動に気をつける)「体が上下しない」(まっすぐ打者方向へ向かっていく)ことを中心に指導を重ねました。宮田はその教えを素直に聞ける学生でしたので、順調に伸びていきました。 また、今では自分の決め球となっているスライダーは自分なりに握りを変えたりして工夫し、縦のスライダーを習得しました。